こんにちは、岡崎市で美容師をしてます✂︎藤井です✂
「白髪染め」というと特別なもののように聞こえますが、、、
実はおしゃれ染めも白髪染めもヘアカラーの一種なのです。
主な成分や原理は一緒です❗️
違うのは配合バランス。
黒髪・白髪それぞれの特徴や髪の明るさに合わせて、キレイに染まるように調整されているのです。
まずヘアカラーのプロセスは、、、
①1剤と2剤の混合液を髪に塗布する
②アルカリ剤が閉じていたキューティクルを開き、混合液を髪の内部まで浸透させる
③酸化剤とアルカリ剤の化学反応で発生した酸素が、メラニン色素を脱色し、酸化染料を発色させる
④酸化染料の分子同士が結合し、キューティクルのすき間から出られなくなって髪の内部に色が定着する
これはおしゃれ染めも白髪染めも同じです💡
それでは何が違うのでしょうか⁉️🤔
大きく違うのは「ブリーチ力」と「染毛力」のバランスです。
髪を脱色する度合いが異なり、染料で染め上げる程度も異なるのです。
・おしゃれ染めは、メラニン色素のある髪を明るい色に染めることを目的に作られています。
このため、色を抜くための「ブリーチ力」が高く、色を着けるための「染毛力」が低いのが特徴です。染毛力が低いので、メラニン色素のない白髪を染めることは苦手です。
・白髪染めは、黒髪用のヘアカラーに比べて染料の含有量が多く「染毛力」が高いのが特徴です。
仕上がりを明るくしたいか暗くしたいかによって「ブリーチ力」は異なります。
白髪染めは、黒髪と白髪の色味を合わせるような色作りがされていて、染まりやすい黒髪も染まりにくい白髪も、きれいに染めることができるのです。
ではどちらのヘアカラーで染めるべきなのでしょうか?
白髪染め用の薬剤を使うか、おしゃれ染め用の薬剤を使うか、判断のポイントとなるのは、①白髪の量(割合)、②白髪の生えている場所、③ご希望の色(明るさ)、の3つです👏
美容室では、明らかに白髪のほうが多い場合には白髪染め用の薬剤を用いることが多いのですが、それ以外は①②③を考慮しながらケースバイケースで判断します。
ある程度の白髪があっても、目立たない場所に生えている場合や明るい色を希望される場合には、おしゃれ染めをご提案することもありますし、白髪が少量でも、しっかり染めたい(隠したい)という場合には、確実に染まる白髪染め用の薬剤を使うこともあります。
また、必要に応じて、白髪染めとおしゃれ染めを混ぜたりしたり、塗る工程を変えたり、ハイライトやローライトを活用したりします❗️
昔の白髪染めは黒いものが多かったのですが、最近では明るい色から落ち着いた色までバリエーションも豊富になり、おしゃれ染めと白髪染めの境目もあまりなくなってきています⭐️
一番大切なのは薬剤の種類ではなく「どんな仕上がりにしたいか」ということです。
まずは仕上がりのイメージをじっくりご相談いただき、薬剤の選択についてはおまかせくださいね😊
白髪染めされてる方はこちらの記事を是非読んでもらいたいです👇
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